Linux|ログインした時に読み込まれるファイル
$HOMEは、各ユーザのホームディレクトリを示す環境変数です。
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読み込み順序
ログインした時は、上から順に各ファイルが読み込まれる。
- /etc/profile
- $HOME/.bash_profile
- .bash_profileが無い場合のみ読み込みされるファイル
- $HOME/.bash_login
- $HOME/.profile
- .bash_profileが無い場合のみ読み込みされるファイル
- $HOME/.bashrc
- /etc/bashrc
- bashが実行される。
各ファイルの説明
/etc/profile
ログインした際の全ユーザ共通の設定が書かれているファイルです。
$HOME/.bash_profile
個人用の初期化ファイルです。環境変数 (export する変数)などをここに書いておく。
$HOME/.bash_login
ログインシェルがbashの場合で、.bash_profileが無い場合に読み込まれる設定ファイルです。
$HOME/.profile
個人用の環境変数などは、/etc/profileには書かずにここに書きます。
$HOME/.bashrc
.bashrc は対話モードの bash を起動する際に毎回読み込まれる。
以下のような内容を書きます。
- 環境変数でない変数を設定する (export しない変数)
- コマンドのエイリアス
- シェル関数
- その他にコマンドについて細かい設定をする
/etc/bashrc
Bashを起動した際のシステム全体で共通の設定が書いてある。
更新日:2018年10月03日
作成日:2018年10月03日