cron|cron実行時の環境変数を設定する
cron実行時の環境変数を設定するには、いくつか方法があるのでメモ
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crontab内に環境変数を書く方法
crontabに環境変数を直接書くと、cron実行時の環境変数を設定できます。
この方法は、最もシンプルな方法です。
SHELL=/bin/bash PATH=/sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/bin MAILTO=root HOME=/ * * * * * 実行コマンド
cron実行と同時に設定ファイルを読み込む方法
cron実行時に.profileを読み込ませたのちに、コマンドを実行させます。
* * * * * . ~/.profile;command
ログインシェルと同じ環境変数でcronを実行する方法
コマンド実行直前にシェルにbashを指定して、-lオプションでログインシェルと同じ環境変数に変更しています。
その後にコマンドを実行しています。
* * * * * /usr/local/bin/bash -l command
ちなみに、-lオプションでログインシェルと同じ環境変数に変更できるのは、bash、zshなどです。
シェルスクリプトにログインシェルと同じ環境変数を使うように設定する方法
cronで実行するシェルスクリプトの先頭に以下のように書いておきます。
#!/usr/local/bin/bash -l
bashの -lオプションは、ログインシェルと同じ環境変数に変更するオプションです。
更新日:2018年10月03日
作成日:2018年10月03日